【FX】ケーススタディGBPJPY2023年3月8日

初めての投稿ではフィボトレーダーが使うツールについてザックリ説明させていただきました。
今回からは世間一般でいう過去検証を行っていこうと思います。
私が所属していた勉強会では過去検証とは言わずに”ケーススタディ(通称CS)”と言ってました。
ではこれからCSを行っていこうと思います。

4時間足

通貨はGBPJPY。日付は2023.3.8の相場をCSしたいと思います。赤の縦ラインがその日の朝になります。

まずざっくり環境認識を行っていきましょう。
目立つ下降がありますよね。見つけたらFRを当てます。
そして上昇の根っこにFEも当ててみます。今回は2つ当てましたがどこに当てるのがいいのかちょっと迷うところですね。最安値の山、実際に上昇し始めた所の山。2つとも数値は違えど、意味のある数値で強めに落とされています。
一旦、安値からの上昇も休憩かな?
ただそこに来るまでの上昇の勢いは強いのでそこはちゃんと頭に入れておかないといけません。

  • 下降61.8まで到達した。
  • FEの意味のある数値付近で強めに落とされている
  • ただ直近の上昇の勢いは強い

1時間足


1時間足では左側の上昇の勢いが強いですよね。なので目立つ上昇にFRを当てます。そうすると61.8まで強めに落ちました。その後も時間が経っても上昇することなく更にもう一段ガクンと落ちました。

  • 4時間足FE261.8から強めに下降してきた。
  • 下げた先(上昇61.8)で時間が経っても上がらずガクンと落ちた。

4時間足、1時間足の環境認識をまとめて目線を考えると、大きく見れば上昇の勢いが強い。
ただ直近は意味のある所から強めに下降してきている。
このフィボトレードは安全に20pipsをとる手法なので直近の値動きをしっかり見ていきます。
そうなると買いより売りの方が相場の自然な流れに乗れているんじゃないか?と考えます。
ただ赤の縦ラインの所では下げた先なので、下げた先で売るのは素人です。
戻して止まったことを確認したら売りたいですね。
実際に5分足を見てエントリーのタイミングをとってみましょう。

5分足


上位足の環境認識では朝の段階では売れないので上げて止まれば売りたい。というシナリオなので5分足を見ると、下げた先から上昇していきます。
なんかエリオット波動みたいな形ですよね。5波が1時間足下降50まで到達しそこから強めに落ちました。
その後V字で戻すのですぐには売れません。
様子を見ていると3山できましたね。
後は下に行きます!という力強い陰線がでたらエントリーしましょう。

利確はFEを使ってみましょう。161.8まで持つのもよし、20pipsサクッととるのもよし。

いかがでしたか?

正直この相場は簡単ではないと思います。だからと言って難しい相場でもないと思います。
中級くらいかなと思います。
数値やエリオット波動など確かに大事であり必要なものなのですが、それ以上に必要なものは、値動きの意味を考えること。それを考えず数値まで来たから、売り、買いをやってると確実に死にます。

CSを数こなしていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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目次
  1. 4時間足
  2. 1時間足
  3. 5分足