【FX】※超重要 勝つ為に待つが出来るトレーダーになる為 聖杯なんかないけど代わりにこれ学んで

ゆうゆうです。最近は一緒に学習しているナツキさんがめっちゃ大事なことや、実際エントリーした所を細かく説明してくれています。

FXに”聖杯”なんていうものはありませんが代わりに”値動きの意味”を自分なりに理解してしまうとチャートを見るのがすごくシンプルになります。

縦軸は価格、横軸は時間を表していますが、初心者の方はもちろんそうですが、意外と長年やってる人も縦軸は見てるけど横軸は見てない人がすごく多いです。

今回は縦軸はもちろん、横軸をどの様に見るべきか。について詳しく説明していきたいと思います。横軸を見ることができるようになると、相場の難易度はぐっと下がります。

それではこれから説明していきます。

目次

2022年1月18日

では、2022年1月18日の相場で横軸について考えてみましょう。

赤い縦線のところでエントリーできるようにざっくり環境認識から始めます。この相場は1時間足です。

① 見切れていますがとても強い上昇があります。これだけ見たら上昇が強いので押し目買いを狙いたい。

② 4時間足だと前回強く下降したところ、まで上昇してきました。そこで横ばいになっています。②に到達してから下降の勢いが強くなった感じがある。あてずっぽに買うことはできない。

③ 高値付近で時間をかけて上がることができず直近安値を割るくらいの下降が起きた。大局では上昇が強いけど直近の値動きは下降の流れになっている。それならこの下降を証拠として戻り売りを考えたい。

以上がこの相場のざっくりした環境認識です。

CSでは未来のチャートが見えていますが、リアルでは当たり前ですが見えません。下降の戻り売りを考えるといってもどの辺で売ればいいのか?

私たちはフィボトレーダーなのでフィボナッチリトレースを使います。

今回は高値からの下降にこの様に下降のフィボナッチリトレースを引きます。

なぜ、MT4に最初から搭載されているフィボナッチを使うかというのは後程説明いたします。

売るのに適した数字は”38.2“と”61.8“ですね。じゃあそのどちらかで待つというシナリオは悪くありません。ただ下げた先から数値までどのように上昇してきたか?というのがものすごく大事なんです。

これが値動きの意味を考えることですね。このチャートみたいに下げた先から強く上昇しているのに38.2に到達したからと言って売りますか?はい、死にますね。数字(縦軸)しか見てないとそうなります。

そこで冒頭にお話したように”横軸“を待つ必要があります。

じゃあどうやって横軸測るんだよ。そんな先が見えてるチャートだから偉そうに言えるんだよ。など色んな意見があると思いますがここで使用するのはフィボナッチタイムゾーンを使います。

リトレースメントとは押し目や戻しを測るもの。タイムゾーンは文字通り時間を測ります。実際にチャートに書いたものを見てみましょう。

お判りいただけますか?リトレースメントは青い水平線ですが、タイムゾーンは緑の縦線で表示されています。

引き方は同じで高値から安値にタイムゾーンを当てれば上記のチャートのように表示されます。

この後リトレースメントの38.2から61.8まで。タイムゾーンの2から3が交わっているところをMT4に搭載されている長方形機能を利用して見やすい色に塗りつぶします。

こんな感じです。この四角いゾーンを私たちはボックスと呼んでいます。直近の下降に対して自然なところで落ちるなら大体このボックスくらい。という目安をもってシナリオを立てています。

上昇の場合と下降の場合でのボックスの作り方は同じなのですが、上昇に比べると下降はワンテンポ早く落ちやすいというのがあるので、長方形の左端をタイムゾーンの161.8に横移動させ合わせます。上昇の場合は横移動させなくて結構です。

こういうことです。お判りいただけましたか?

まとめ

以上が長くなってしまいましたが、ボックスの作成方法です。このボックスを使って直近の下降に対してどの辺から落ちるのが自然かな?とか売るなら大体ボックスくらいまで上昇してきて止まれば売りたいな。などざっくりシナリオを立てることが出来ます。

そして大事なのが、ボックスまで来たから売る。ボックスまで来ないから売らない。とかそういう機械的な事は絶対に考えてはいけません。このボックスという考え方は何度も言いますが、そこら辺まできたら売りたい。と考える目安です。

先ほども説明しましたが、ボックスまでの上昇の仕方によっては売れずに上昇してしまったりボックスに到達す前に落ちて行ったりと当たり前にあり得ます。だからこそ値動きの意味を考えながらボックスという手法を使っていくことが大事です。

ただ、このボックスというのを知る前と知った後では考え方やシナリオがしっかり立てられ、待つということが出来るようになりました。トレーダーにとって一番大切なのはエントリーすることではなく、待つことです。

私の大好きな漫画であるハンターハンターでも暗殺一家のキルアの父、シルバは以下のようなセリフを残しています。

「いいか、無理はするな。100%殺れると確信したときだけ実行し、それ以外は待て。俺たちのもっとも重要な仕事は待つこと」

いやー、かっこいいっスね。FXでもその通りだと思います。上か下かわからない相場でギャンブルチックにエントリーするのではなく完璧な環境認識が前提ですが、これは、、、!という所が出るまで待つ。それが一番だと思います。ただ、それが出来るようになるのは簡単ではありません。

だからこそ、正直手法は何でもいいと思いますが、正しい思考で正しい学習をいかに継続してできるかが重要だと思います。真面目に相場で勝てるようになりたい方たちへ何かのきっかけになれればと思います。

ボックスを最速で考えずに作るには

はい。冒頭に書かせていただきましたが、今回使用したフィボはMT4に搭載されているものを使って、ボックスを作成しました。ボックスはすごく使い勝手の良い手法ですが、ボックスを使うたびに毎回作成に時間を取られるのは正直学習をしていくうえで無駄な時間だと思います。

次回の投稿(エントリーポイントの共有を除く)は私たちが普段の学習に使っているインジゲーターについて紹介させていただきます。

正直、使う使わないだとストレスが全然違います。もう戻れません。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もご期待ください。

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